書誌事項

「三国志」漢詩紀行

八木章好著

(集英社新書, 0482-D)

集英社, 2009.2

タイトル別名

三国志漢詩紀行

タイトル読み

サンゴクシ カンシ キコウ

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注記

「三国志」年表: p182-185

内容説明・目次

内容説明

古来より、中国の詩人たちは『三国志』を題材として多くの詩詞を残しています。それは曹操の「短歌行」であったり、曹植の「野田黄雀行」、王粲の「七哀の詩」、社甫の「蜀相」であったりします。また、蘇軾の有名な「赤壁の賦」や諸葛亮の「出師の表」などもあります。本書は『三国志』の歴史舞台を名文の詩詞で訪ね、新たな文学的興趣を引き出そうとするものです。また、漢詩の基礎知識や『三国志』関連の諸々の資料にもページを割き、勇壮な『三国志』世界を堪能するものです。

目次

  • 第1話 白骨、平原をおおう—戦禍のルポルタージュ
  • 第2話 憂いを解くはただ酒あるのみ—覇者曹操の気概
  • 第3話 豆は釜中にありて泣く—貴公子曹植の苦難
  • 第4話 遙かに想う、千古風流の人物—赤壁の古戦場
  • 第5話 東風、周郎のために吹かざれば—杜牧の詠史詩
  • 第6話 天下の計、老臣の心—杜甫の孔明讃歌

「BOOKデータベース」 より

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