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失われた「20年」

朝日新聞「変転経済」取材班編

岩波書店, 2009.2

タイトル別名

失われた20年

タイトル読み

ウシナワレタ 20ネン

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内容説明・目次

内容説明

雇用から金融まで、日本は大きな危機にさらされ続けている。危機へと至る過程には、必ず、転換点が存在する。日本経済が変化の決断を下した「その時」—何が起きていたのか。何が変わったのか。何が失われたのか。時代のうねり、さらにはうねりを起こす海底の構造変化を見据えながら、日本経済がたどった20年の歴史を描き、現在の意味を問いかける。

目次

  • 第1章 グローバル化に翻弄された「ニッポン株式会社」(さらば日本型経営—一九九四年二月、「舞浜会議」で始まった;サラリーマン安泰の終わり—一九九七年一一月、不安の時代が幕を開けた ほか)
  • 第2章 肥大化する金融経済—マネーの暴走(金融危機日本の教訓1—戦後日本、最大の危機の日、一九九七年一一月二六日;金融危機日本の教訓2—一九八七年、BIS規制の株式参入、裏目に ほか)
  • 第3章 「公経済」の破綻と「改革」ごっこ(迷走した消費税導入の大義—一九八五年七月、「中曾根メモ」に飛びついた大蔵省;不信と不安の年金制度—一九八六年、未納不安抱え、基礎年金創設 ほか)
  • 第4章 「構造改革」の後で(小泉構造改革—始まりは二〇〇〇年の「裏官邸」だった;薄いセーフティーネットが生み出す「社会保障難民」—二〇〇八年末、「派遣切り」が拡大、雇用危機に ほか)

「BOOKデータベース」 より

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