管理された市場経済の生成 : 介入的自由主義の比較経済史

書誌事項

管理された市場経済の生成 : 介入的自由主義の比較経済史

雨宮昭彦, ヨッヘン・シュトレープ編著

日本経済評論社, 2009.3

タイトル別名

管理された市場経済の生成

タイトル読み

カンリ サレタ シジョウ ケイザイ ノ セイセイ : カイニュウテキ ジユウ シュギ ノ ヒカク ケイザイシ

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参考文献あり

内容説明・目次

内容説明

大恐慌、ファシズム、世界戦争のなかで資本主義は「管理された市場経済」へと進化する。経済的自由主義は“統治のテクノロジー”へと変容をとげる。比較経済史の可能性を追求する国際共同研究の成果。

目次

  • 第1章 1930年代ドイツにおける“経済的自由”の法的再構築—ナチス経済法と競争秩序のシステム
  • 第2章 ナチス経済像の革新—研究のパラダイムチェンジ
  • 第3章 ドイツ電力業における市場規制の展開—1935年のエネルギー産業法の成立過程を中心に
  • 第4章 ナチス期金融市場政策の展開と貯蓄銀行—1935年ライヒ国債問題を中心に
  • 第5章 戦時BISにおける市場認識と戦後構想—ペール・ヤコブソンの政策論を中心に
  • 第6章 戦前・戦時日本の統制的経済体制とナチス的方式の受容—経済機構再編成の構想
  • 第7章 戦時日本における金融市場のリスク管理—戦時金融金庫の事例
  • 第8章 戦後ドイツ経済制度における連続性の再建—社会的生産システムと経済政策
  • 第9章 現代ドイツにおける規制の体系と規制改革

「BOOKデータベース」 より

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