書誌事項

経済政策を売り歩く人々 : エコノミストのセンスとナンセンス

ポール・クルーグマン著 ; 北村行伸, 妹尾美起訳

(ちくま学芸文庫, [ク17-1])

筑摩書房, 2009.3

タイトル別名

Peddling prosperity : economic sense and nonsense in the age of diminished expectations

タイトル読み

ケイザイ セイサク オ ウリアルク ヒトビト : エコノミスト ノ センス ト ナンセンス

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注記

1995年9月日本経済新聞社より刊行されたものの文庫化

原著 (W.W. Norton & Company, c1994) の翻訳

監訳及び解説: 伊藤隆敏

内容説明・目次

内容説明

マスコミに華やかに登場する著名エコノミスト。彼らは、じつは間違いだらけの政策を売り込むプロモーターだった!?一世を風靡したマネタリズム、サプライ・サイド経済学、戦略的貿易論…。どれも経済学のプロが見れば破綻は一目瞭然なのに、時の政権が採用し、予想通りの結果を招いたのはなぜか。ノーベル経済学賞を受賞したスター経済学者が、「教授」の名にかけて、間違い理論の数々を斬る!政策決定の内幕を衝撃的に描きつつ、さまざまな理論についてわかりやすく解説した本書は、現代経済学の最良の入門書でもある。インチキ政策に騙されて道を誤らないために、必読の一冊。

目次

  • マジシャンを求めて
  • 第1部 保守派経済学の台頭(ケインズへの攻撃;税制、規制、経済成長;サプライ・サイダー)
  • 第2部 保守派政権(経済成長;所得分配;財政赤字;海外における保守主義の動向)
  • 第3部 振り子は戻る(長期的にはケインズ経済学はまだ健在である;QWERTY経済学;戦略的貿易論者;生産性と競争力)

「BOOKデータベース」 より

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