いまだに続く「敗戦国外交」 : 「衆愚」の時代の新外政論
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いまだに続く「敗戦国外交」 : 「衆愚」の時代の新外政論
草思社, 2009.1
- タイトル別名
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いまだに続く敗戦国外交 : 衆愚の時代の新外政論
- タイトル読み
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イマダニ ツズク ハイセンコク ガイコウ : シュウグ ノ ジダイ ノ シンガイセイロン
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注記
引用文献及び参考文献: p302-303
内容説明・目次
内容説明
アメリカ一極集中が終わりを告げ、国際政治のパラダイムは劇的に変わった。国民国家のパワーが低下し、複合企業体、反グローバリズムを唱えるNGO、宗教色の強いテロリスト、そしてサイバー空間でつながる世界規模の群衆が力を揮い始めた。「衆愚の時代」が幕を開けたのだ。外交においては敗戦コンプレックスを引きずり、国内政治をみれば機能不全に陥った日本は、この新たな時代のパワーゲームにチャレンジできるのか。政治・外交の現場を熟知するベテラン・ジャーナリストが、日本の国連常任理事国入り敗北の主要因となった米中「結託」の宿命、国際政治において進む地殻変動の構図を分析。次期米大統領選・ポスト胡錦涛始動の年、2012年までに政界再編による政治の安定と、政治主導の外交が実現しなければ、日本は存在感なき「流浪の国」に堕すと説く。いま最も先見性に満ちた日本外政論。
目次
- 第1章 米中コンプレックス
- 第2章 脱「対米偏重外交」の試み
- 第3章 覇権国家の本音
- 第4章 二〇〇五年の敗北
- 第5章 アフリカと中国の絆
- 第6章 膨張主義の宿命
- 第7章 パラダイムの転換
「BOOKデータベース」 より