ムージル : 伝記
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Bibliographic Information
ムージル : 伝記
(叢書・ウニベルシタス, 914-916)
法政大学出版局, 2009.4-2015.12
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- Other Title
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ムージル伝記
Robert Musil : eine Biographie
- Title Transcription
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ムージル : デンキ
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1940.278/Mu85/1205391270,
2940.278/Mu85/2205033770, 3940.278/Mu85/3205385639 -
1940.28:Mus:1110907386,
2940.28:Mus:2111604120, 3940.28:Mus:3111604121
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Note
その他の訳者: 1: 北島玲子, 赤司英一郎, 堀田真紀子, 渡辺幸子, 2: 水藤龍彦, 北島玲子, 赤司英一郎, 高橋完治, 渡辺幸子, 満留伸一郎. 3: 北島玲子, 赤司英一郎, 堀田真紀子, 高橋完治, 渡辺幸子, 満留伸一郎
原著 (Reinbek bei Hamburg : Rowohlt, c2003) の翻訳
参考文献: 3: 巻末p50-91
年譜あり
Description and Table of Contents
- Volume
-
1 ISBN 9784588009143
Description
ユートピアを追求しながらも、志なかばにして斃れた「厳密性と魂」の作家ムージルの生涯を通して、十九世紀末から二十世紀にかけての、人間にひそむ可能性発現の時代、未曾有の残虐と繁茂する思想の時代をも生き生きと描き出す。
Table of Contents
- 「まるで子供のうちに全部決まってしまったかのようだ」—幼少年期
- 家族の発見—先祖と親戚(付論)
- 悪魔の尻の穴で—寄宿生時代
- ベルヴェデーレのアポロ対タービン発電機—工科大学生 ブリュン時代一八九八年〜一九〇二年
- 「シュトゥットガルトはなじめず、親しめなかった」—工学実験室の無給助手
- 反転と反転像—ベルリンで哲学を学ぶ
- 気取り屋にして「カトリック的人間」—ヨハネス・フォン・アレシュ
- 魂の新たな段階—『生徒テルレスの混乱』
- 「幸福になる才能がない」—グリーヴィシュ嬢、ヘルタ、アンナ、そしてヘルマ
- 悲喜劇の光景—グストゥルとアリースと二人の魂の師ルートヴィヒ・クラーゲス〔ほか〕
- Volume
-
3 ISBN 9784588009167
Description
反戦・反ファシズムと文化の擁護を目指したパリ国際作家会議では孤立し、ナチスからは禁書とされ、亡命を余儀なくされるムージル。それに対して長編の完成を願ってベルリンやウィーンで「ムージル協会」が設立され、トーマス・マンやブロッホらの懸命の救援活動が続く。「作家以上のもの、あるいはまた同様に、作家とはまったく違う何か別のもの」とも称されたムージルの“真正さ”を保つ精神の最後の光がここにある。『特性のない男』の刊行からその死までを描く完結編。詳細な「年譜および居住・滞在の軌跡」を付す。
Table of Contents
- 「そこではドイツの緊迫した精神生活がじかに感じとれるので…」—ベルリンという知的な環境。一九三一年〜一九三三年
- 「これ以上はもう無理だ」—一九三〇年代前半の困難な出版事情、経済的困窮、ベルリン・ムージル協会の設立
- 「特性のない男」から「特性のない民族」へ—『特性のない男』第二巻の反響
- 「歴史の混乱ではなく、歴史の一段階」か?—ムージルと一九三三年以後の政治
- 転居して、長らく窮状に、出版業者のこと—ムージル基金の設立
- 非政治的人間の政治的登場—「文化擁護のための国際作家会議」とその帰結
- 「轟音が響き、あえぐ世界のただなかの、ほんのささやかな物語」—『生前の遺稿』
- 生の危機と愚かさ、生命にかかわる愚かな言動—オーストリア等族国家の末期
- 感情と情熱のいとなみ—『特性のない男』ゲラ刷りの章(一九三八年)
- 「この空の下では息ができない」—オーストリア併合とムージルの亡命
- 「この世で最良の地」—スイスでの亡命生活−チューリヒ ペンション・フォルトゥーナ
- 「まるでぼくはもう存在していないかのようだ」—ジュネーブ時代
- 「あまりに長く続く不遇の日々に、力つきて」—作品を蘇らせるためのマルタの報われぬ戦い
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