例外社会 : 神的暴力と階級/文化/群衆

書誌事項

例外社会 : 神的暴力と階級/文化/群衆

笠井潔著

朝日新聞出版, 2009.3

タイトル別名

例外社会 : 神的暴力と階級文化群衆

タイトル読み

レイガイ シャカイ : シンテキ ボウリョク ト カイキュウ ブンカ グンシュウ

大学図書館所蔵 件 / 91

この図書・雑誌をさがす

注記

引用参考文献: p692-705

内容説明・目次

内容説明

グローバリズムは何をもたらしたのか?非正規雇用者とワーキングプアの激増、サブカルチャー的な知性の台頭、反テロ戦争と世界内戦—。「ゆたかな社会」が終焉したとき、人間は群衆に変貌し、未曾有の例外状態が到来する!21世紀、日本社会の現状を世界史的なレベルから把握し、新たな社会思想の潮流を展望する、著者渾身の本格長篇評論。

目次

  • 社会化する例外状態
  • 1 階級論—例外社会と存在論的不安(中流崩壊と格差化/貧困化;身分=地位(シユタント)と階級の露出;社会的再生産と新しい貧困)
  • 2 文化論—教養主義とサブカルチャー(教養と二〇世紀ラディカリズム;行動的ニヒリズムと決断主義;否定神学と九〇年代の切断)
  • 3 群集論—自生的生権力と神的暴力(千年王国主義と再帰的動物;大審問官とアーキテクチャ;例外社会と複岐する実存)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA89628485
  • ISBN
    • 9784022505484
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    705p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
ページトップへ