古典で読み解く哲学的恋愛論
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書誌事項
古典で読み解く哲学的恋愛論
(Minerva21世紀ライブラリー, 88)
ミネルヴァ書房, 2009.4
- タイトル別名
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哲学的恋愛論 : 古典で読み解く
- タイトル読み
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コテン デ ヨミトク テツガクテキ レンアイロン
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注記
引用・参考文献: p240-242
内容説明・目次
内容説明
人を好きになるとはどのようなことなのか—。本書は、男と女の性的な違いを恋愛の基礎とし、ツルゲーネフ、スタンダールやサドなど、約20の古典作品を引用しつつ、それらの解釈に基づいて新たな恋愛の哲学を構築する。
目次
- 第1章 性差としての世界(世界とは;性差について;性差に基づく世界)
- 第2章 性差としての恋愛(恋愛の始まり;性差としての恋愛;精神性について;猥褻性について;恋愛の空間性について;恋愛の時間性;嫉妬について;世界の性差の止揚)
- 第3章 異常愛について(記号論について;田山花袋『蒲団』に見られるフェティシズム;阿部定事件に見られるフェティシズム;サディズム・マゾヒズム;『痴人の愛』における愛のかたち;『トリスタンとイゾルデ』に見られる愛のかたち;異常愛についての定義)
- 第4章 恋愛の存在論あるいは恋愛の倫理(提喩と換喩;性差とレトリック;性差と無;知覚的世界とレトリック;性差と否定性;恋愛の倫理と通常の倫理;異常愛と無)
「BOOKデータベース」 より