自閉症という体験 : 失われた感覚を持つ人びと
著者
書誌事項
自閉症という体験 : 失われた感覚を持つ人びと
誠信書房, 2009.3
- タイトル別名
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Autism and sensing : the unlost instinct
自閉症という体験
- タイトル読み
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ジヘイショウ ト イウ タイケン : ウシナワレタ カンカク オ モツ ヒトビト
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内容説明・目次
内容説明
本書では、人が生きるにあたって使う二つのシステム、“感覚システム”と“解釈システム”について語られる。人は成長過程において“解釈システム”を重要視して“感覚システム”を根絶やしにしてきた。自閉症の人びとは“感覚システム”を失っていない人びとである。彼らの在り方こそが社会を荒廃から救い、再生へと向かわせる道標になるだろう。“感覚”と“解釈”の両システムを調和させ、よく使い分けられることが社会生活の真の豊かさにつながり、その実現に最も重要な役割を果たすのが、藝術行為であることが説かれる。
目次
- 起源
- 私は誰?
- 「社会性」の本質
- 何もないものみな
- 感覚の成り立ち(メカニクス)
- 共振について
- 答える機会を自らに与えること
- 「賢さ」を得ること
- 「亡霊を見ること」
- 戦争か成長か
- 戯れ言と理念
- 進歩なのか
- 文化交流を超えて
- 多様性
- 心霊能力者?
- なぜ誰も話さないのか
- 想像
「BOOKデータベース」 より