自閉症という体験 : 失われた感覚を持つ人びと

書誌事項

自閉症という体験 : 失われた感覚を持つ人びと

ドナ・ウィリアムズ著 ; 川手鷹彦訳

誠信書房, 2009.3

タイトル別名

Autism and sensing : the unlost instinct

自閉症という体験

タイトル読み

ジヘイショウ ト イウ タイケン : ウシナワレタ カンカク オ モツ ヒトビト

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内容説明・目次

内容説明

本書では、人が生きるにあたって使う二つのシステム、“感覚システム”と“解釈システム”について語られる。人は成長過程において“解釈システム”を重要視して“感覚システム”を根絶やしにしてきた。自閉症の人びとは“感覚システム”を失っていない人びとである。彼らの在り方こそが社会を荒廃から救い、再生へと向かわせる道標になるだろう。“感覚”と“解釈”の両システムを調和させ、よく使い分けられることが社会生活の真の豊かさにつながり、その実現に最も重要な役割を果たすのが、藝術行為であることが説かれる。

目次

  • 起源
  • 私は誰?
  • 「社会性」の本質
  • 何もないものみな
  • 感覚の成り立ち(メカニクス)
  • 共振について
  • 答える機会を自らに与えること
  • 「賢さ」を得ること
  • 「亡霊を見ること」
  • 戦争か成長か
  • 戯れ言と理念
  • 進歩なのか
  • 文化交流を超えて
  • 多様性
  • 心霊能力者?
  • なぜ誰も話さないのか
  • 想像

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BA89685514
  • ISBN
    • 9784414304183
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 原本言語コード
    eng
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    x, 242p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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