災害社会
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災害社会
(学術選書, 042)
京都大学学術出版会, 2009.4
- タイトル読み
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サイガイ シャカイ
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注記
参考文献: p265-268
内容説明・目次
内容説明
地震予知や免震工学は劇的に進歩した。しかしそれだけで災害は防げるだろうか?耐震補強を受けられない貧困層、いたずらな投資による防災を無視した再開発…東海・東南海地震に備えるには、科学技術を生かせない現代日本の在り方から問う必要がある。『スロー地震』研究で地震学をリードする著者が、格差社会を防災科学から照射する。
目次
- 第1章 意外な場所を大地震が直撃する
- 第2章 海溝型地震の危険因子が社会の脆弱性に出会う場所
- 第3章 内陸型地震リスクを実感する
- 第4章 断層直上の地震動と第四紀軟弱堆積層による長周期地震動
- 第5章 沖積平野の大都市の脆弱性
- 第6章 地震リスクの先送り—超高層ビルの乱立
- 第7章 超高層ビル社会への提案
- 第8章 災害脆弱性としての格差社会
- 第9章 次の東南海・南海地震に備える社会を作るために
- 附章 学問と社会—京都大学らしさとは?
「BOOKデータベース」 より