源氏物語論
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源氏物語論
(MC新書, 035)
洋泉社, 2009.3
- タイトル読み
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ゲンジ モノガタリロン
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注記
1982年10月大和書房より刊行
ちくま学芸文庫(1992年6月刊)の再刊
内容説明・目次
内容説明
『源氏物語』の作者および作品を深層で統御しているものは何か?『源氏物語』を論ずるのは、ひとつの特定の物語、特定の作品を論ずることではなく、作品そのもので物語、文学という概念を論ずることである。—作品をつらぬく無意識としての“自然”、霊威=物の怪に対する人々のありよう、また歴史物語『大鏡』や『栄花物語』とのトポロジカルな同型性に着目し、作品の構造と深層を浮き彫りにする。著者の方法意識がもっとも鮮明に発揮された、これぞ吉本『源氏』論と評される古典論の代表作。
目次
- 第1部 母型論
- 第2部 異和論
- 第3部 厭離論
- 第4部 環界論
- 附録 わが『源氏』
「BOOKデータベース」 より