漱石の変身 : 『門』から『道草』への羽ばたき
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書誌事項
漱石の変身 : 『門』から『道草』への羽ばたき
筑摩書房, 2009.3
- タイトル別名
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漱石の変身 : 門から道草への羽ばたき
- タイトル読み
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ソウセキ ノ ヘンシン : モン カラ ミチクサ エノ ハバタキ
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注記
参考資料: 巻末
内容説明・目次
内容説明
八方塞がりで暗い小説と評されてきた『門』。じつは作家への大変身を物語る冒険推理小説であり、『道草』はその解決編だった。百年間の誤読に真っ向から挑戦する快著。
目次
- 第1章 『門』の幾何模様(「ぎろり」はどこに?;護謨風船の達磨;『門』の深層構造—幾何模様の構築)
- 第2章 『道草』—『門』のアンチテーゼ(漱石の「愛着する趣味」;ベルクソンの時間論と伝記的物語『道草』の時間;『こゝろ』から『道草』へ ほか)
- 第3章 言説の「文字禍」現象(中島敦「文字禍」の主題;東大入試問題文とその歴史観;批評の「文字禍」と言説の日本語)
「BOOKデータベース」 より