楽市論 : 初期信長の流通政策

書誌事項

楽市論 : 初期信長の流通政策

安野眞幸著

(叢書・歴史学研究)

法政大学出版局, 2009.4

タイトル別名

楽市論 : 初期信長の流通政策

タイトル読み

ラクイチロン : ショキ ノブナガ ノ リュウツウ セイサク

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内容説明・目次

内容説明

尾張統一から美濃併合を経て、上洛・石山合戦に至る過程で、織田信長が発した、岐阜・金森・安土宛て「楽市令」はじめ、熱田八カ村、知多郡・篠島商人、尾張鋳物師、瀬戸商人団等々宛て、流通政策文書を精細に解読・分析する。「免許」「免除」文言の同一視、小野晃嗣らによる「完全な課税免除の市場」という定説、それらに依拠した諸研究、とくに近年勝俣鎮夫・網野善彦らが強調した「無縁」「縁切り」原理の根拠を批判的に検証、近世城下町における「道路強制」も石山合戦時の信長の経済政策に淵源することを実証して、楽市楽座研究に斬新な問題提起を行なう。

目次

  • 序 楽市論への招待
  • 1 尾張統一へ—往反の自由(熱田八カ村宛て制札—都市熱田の成立;知多郡・篠島商人宛て自由通行令—保護の見返り;水野太郎左衛門—鋳物師の縄張り ほか)
  • 2 美濃併合へ—楽市令の登場(尾張二宮宛て定書—信清と弓矢徳政;富士大宮楽市令—今川権力の排除;上加納楽市令—寺内町から楽市場へ)
  • 3 上洛から石山合戦へ—市場強制・道路強制(苻中府宮宛て定書—通行の自由から強制へ;金森楽市令—寺内町の換骨奪胎;安土楽市令—大坂並体制の克服)

「BOOKデータベース」 より

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