日本の曖昧力 : 融合する文化が世界を動かす
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日本の曖昧力 : 融合する文化が世界を動かす
(PHP新書, 592)
PHP研究所, 2009.5
- タイトル読み
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ニホン ノ アイマイリョク : ユウゴウ スル ブンカ ガ セカイ オ ウゴカス
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注記
月刊『歴史街道』2006年8月-2007年7月連載分に加筆・修正をほどこし,さらに書き下ろしで1章追加したもの
内容説明・目次
内容説明
日本人は「物事をはっきり言わない」「自主性がない」などと非難されることが多い。だが韓国出身の比較文化学者である著者はいう。むしろ曖昧だからこそ、日本は世界有数の安全で豊かな国になれたのだ。これからは世界全体に、調和がとれた人間関係、環境への順応性を生み出す「曖昧力」が求められる時代になるだろう。では、日本人の曖昧さはなぜ生まれたのか?微妙な歪みを愛する美意識の源泉とは?日本庭園の世界観や、旅好きの国民性の由来などにも迫る。拓殖大学の超人気講義を紙上再現。
目次
- 日本文化の基礎—日本人の「曖昧さ」の根にあるもの
- 日本人はなぜ旅に出るのか
- 「美の大国日本」はいかにして生まれたか
- 日本人はなぜ微妙な歪みを愛するのか
- 日本の職人はなぜ自然の声に耳をすますのか
- 世界で一番平等で安全な社会を築いた国はどこか
- なぜ日本人は穏やかなのか
- 日本はいかにして「アジア文明の博物館」となったのか
- 日本語はなぜ「受け身」を多用するのか
- なぜ日本庭園にいると想像が膨らむのか
- なぜ日本には武士が生れたのか
- 天皇はいかにして日本社会に平等をもたらしたのか
- 世界的な課題としての「日本風」
「BOOKデータベース」 より