「死の美学化」に抗する : 『平家物語』の語り方
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「死の美学化」に抗する : 『平家物語』の語り方
青弓社, 2009.3
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死の美学化に抗する : 平家物語の語り方
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シ ノ ビガクカ ニ コウスル : ヘイケ モノガタリ ノ カタリカタ
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913.434||Ta29110040776
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Note
キーワード索引: p245-251
研究者人名索引: p252-253
軍記物語以外の本文一覧と索引: p254-257
軍記物語章段名索引: p258-260
Description and Table of Contents
Description
七百年の時空を超えて『平家物語』は、死を美学化するものとして享受されてきた。能や歌舞伎、国語教科書の教材、小説・マンガと形を変えながら—。その固定的な視点・読み方を脱構築して、「常識」を打ち破るものの見方を得る題材としての『平家物語』の可能性を示す。
Table of Contents
- 第1章 教育/権力/物語—もう一つの“源/平”合戦
- 第2章 「教えられるのか」/「どう学ぶか?」という問題構制—“理論”が拓く地平
- 第3章 知盛“神話”解体—教室で『平家物語』を読むことの(不)可能性
- 第4章 “父‐息子”の『平家物語』—アンチ・ヒーローとしての宗盛の可能性
- 第5章 “貞女”の檻—“知”にダブルバインドされた小宰相
- 第6章 熊谷直実の“まなざし”—死者の魂を分有する
- 第7章 建礼門院の庭—『源氏物語』を読む“女”
- 補章 マンガでよむ『平家物語』的世界—増殖する『平家物語』、あるいは物語へのとば口
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