千島アイヌの軌跡
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千島アイヌの軌跡
草風館, 2009.3
- タイトル読み
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チシマ アイヌ ノ キセキ
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注記
参考文献一覧: 巻末p1-12
博士論文 (千葉大学大学院社会文化科学研究科 2001年度) を加筆修正したもの
内容説明・目次
内容説明
千島列島の先住民族である千島アイヌは、日本とロシアの政治的、経済的思惑に翻弄され、収奪を受け、移住や文化の変容を強いられ、時代の流れの中に飲み込まれていった。その過酷な軌跡を、北海道で彼らの足跡をたどりながら、日本語、ロシア語、ポーランド語の文献を駆使してあざやかに描き出した、若きポーランド人研究者の労作。
目次
- 序論 千島アイヌの研究について
- 第1章 ロシア統治下における千島アイヌ(ロシア人によるヤサークの取り立て;ロシア正教の普及;千島アイヌのロシア同化)
- 第2章 一八七五年千島・樺太交換条約締結後の先住民の動向(千島列島における露米会社;千島・樺太交換条約およびその結果;ロシアへの移住;シコタン島への強制移住)
- 第3章 一八八四年以降、シコタン島における千島アイヌ(移住後の千島アイヌへの日本政府の政策;シコタン島の実態)
「BOOKデータベース」 より