日本的なもの、ヨーロッパ的なもの
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書誌事項
日本的なもの、ヨーロッパ的なもの
(講談社学術文庫, [1950])
講談社, 2009.5
- タイトル別名
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日本的なものヨーロッパ的なもの
- タイトル読み
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ニホンテキナ モノ、 ヨーロッパテキナ モノ
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注記
底本: 新潮社, 1992年刊
西周の訳語一覧: p283-286
内容説明・目次
内容説明
日本的なものとヨーロッパ的なものとが重層をなして成立した日本の近代。西周、西田、九鬼、和辻らは、その中で“あるべき近代”を模索した。たんに近代日本の精神構造の解明にとどまることなく、ヨーロッパ近代に対する根本的な反省をも孕んでいる彼らの思想遺産を通し、われわれが直面する現代文明の課題を考察する「日本近代」のトポグラフィー。
目次
- 第1章 日本美を貫く「一なるもの」—芭蕉と利休
- 第2章 西洋思想「ヒロソヒ」の翻訳—西周
- 第3章 近代への不安—夏目漱石
- 第4章 禅から哲学へ—西田幾多郎
- 第5章 「いき」からの傾斜—九鬼周造
- 第6章 「間」の倫理—和辻哲郎
- 第7章 近代の超克—京都学派
- 第8章 ハイ・テク時代の日本的なもの
- 第9章 「歴史時間」は加速する
- 第10章 テクノロジーと宗教
「BOOKデータベース」 より