反オブジェクト : 建築を溶かし、砕く
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反オブジェクト : 建築を溶かし、砕く
(ちくま学芸文庫, [ク-18-1])
筑摩書房, 2009.5
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反オブジェクト : 建築を溶かし砕く
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ハンオブジェクト : ケンチク オ トカシ クダク
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Note
本書は2000年7月筑摩書房より刊行された
巻号はブックジャケットによる
Description and Table of Contents
Description
自己中心的で威圧的な建築を批判したかった—。周囲の環境から乖離したオブジェクト的なる建築。それらは、建築史と思想史というパラレルな2つの潮流の中で繰り返し台頭する“オブジェクト中心主義”、つまり主体(サブジェクト)と客体(オブジェクト)の分裂と相克から誕生した。デカルト以降の思想史的パースペクティブから現代建築を捉えなおし、「消去する」「粒子へと砕く」などの試みを通して、新たなる可能性を拓く。世界中で進行中のプロジェクトで、いまもっとも注目を集める著者による、思索と宣誓の書。書下ろし自著解説付。
Table of Contents
- 第1章 接続する事—日向邸
- 第2章 流出する事—水/ガラス
- 第3章 消去する事—亀老山
- 第4章 極少とする事—森舞台
- 第5章 線へほどく事—ベネチア・ビエンナーレ
- 第6章 転倒する事—劇場の反転
- 第7章 電子に置換する事—慰霊空間
- 第8章 粒子へ砕く事
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