書誌事項

吉本隆明1968

鹿島茂著

(平凡社新書, 459)

平凡社, 2009.5

タイトル読み

ヨシモト タカアキ 1968

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内容説明・目次

内容説明

団塊世代を中心に多くの支持を獲得してきた吉本隆明。独学によって自らを鍛え、比類なき思想を作り上げた彼の根底にある倫理観とはいかなるものだったのか—。「永遠の吉本主義者」がその初期作品を再読、自らの「一九六八年」の意味を問い直し、吉本思想の核を捉えた著者渾身の評論。吉本隆明はいかに「自立の思想」にたどり着いたか。「私小説的評論」を通して、その軌跡をたどる。

目次

  • 第1章 「反・反スタ思想家」としての吉本隆明
  • 第2章 日本的な「転向」の本質
  • 第3章 吉本にとってリアルだって芥川の死
  • 第4章 高村光太郎への違和感
  • 第5章 「了解不可能性」という壁
  • 第6章 高村はなぜ戦争礼賛詩を書いたか
  • 第7章 抒情詩と戦争詩のあいだ
  • 第8章 「大衆の原像」から「自立の思想」へ

「BOOKデータベース」 より

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