女が読む太宰治
著者
書誌事項
女が読む太宰治
(ちくまプリマー新書, 109)
筑摩書房, 2009.5
- タイトル読み
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オンナ ガ ヨム ダザイ オサム
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注記
太宰治作品年表: 巻末
内容説明・目次
内容説明
座右の書、作家道、芸人魂、恥かしがり方、熱狂の冷まし方、愛され方、自己演出法、妻のあり方、読書でイク法、小説の書き方、読者の選び方。たとえ反面教師であれ、ぜんぶ彼が教えてくれた!12人の現代女性が読む新しいダザイ。
目次
- 他人のフリして我がフリ治せ—「グッド・バイ」ほか(佐藤江梨子)
- 嘘だから—「駈込み訴え」(山崎ナオコーラ)
- 皮膚と心とサザエと、この世界—「皮膚と心」(西加奈子)
- マヌケな響きと「戦争」—「トカトントン」(雨宮処凛)
- 遍歴の向こうの景色—「富嶽百景」(津村記久子)
- 愛され太宰の一生—「人間失格」ほか(辛酸なめ子)
- 冷たい人なのに、好きになってしまう—「人間失格」ほか(香山リカ)
- 入り込み、入り込まれることの恍惚と動揺—「女生徒」(平安寿子)
- サバイブする妻たち—「ヴィヨンの妻」「おさん」(井上荒野)
- 「津軽」無事へのまなざし—「津軽」ほか(中沢けい)
- 男と女は変わらない—「千代女」ほか(太田治子)
- 草葉の陰でそっと泣け—「眉山」(高田里惠子)
「BOOKデータベース」 より