共感する脳 : 他人の気持ちが読めなくなった現代人
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共感する脳 : 他人の気持ちが読めなくなった現代人
(PHP新書, 599)
PHP研究所, 2009.6
- タイトル読み
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キョウカン スル ノウ : タニン ノ キモチ ガ ヨメナク ナッタ ゲンダイジン
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内容説明・目次
内容説明
人間関係の根底にある「共感性」が失われつつある。わが子を愛せない母親、すぐにキレる若者など、殺伐とした現代人に特効薬はあるのか。本書は、脳生理学の立場から「共感」とは何かを問う。人間には本来、他人の表情や態度から直感的に心を読み取る「共感脳」が備わっているという。その働きを活性化するのが、セロトニンという脳内物質。そして、セロトニン神経を刺激するリズム運動や、涙の効用を紹介する。さらに、愛する人の痛みを感じる脳の実験データも興味深い。人間らしさを科学した注目の一冊。
目次
- プロローグ 共感性を失った現代人
- 第1章 共感脳の発達
- 第2章 脳と共感性
- 第3章 共感脳の発達を妨げる環境
- 第4章 感情や意欲と脳の関係
- 第5章 涙を流せば共感脳が活性化する
- 第6章 共感脳を活性化する生活
「BOOKデータベース」 より