激務は人生を幸せにする : ナイチンゲール病院経営学 : ハーレー街病院のレポートより

著者

    • 松村, 啓史 マツムラ, ヒロシ

書誌事項

激務は人生を幸せにする : ナイチンゲール病院経営学 : ハーレー街病院のレポートより

松村啓史著

メディカ出版, 2009.4

タイトル読み

ゲキム ワ ジンセイ オ シアワセ ニ スル : ナイチンゲール ビョウイン ケイエイガク : ハーレーガイ ビョウイン ノ レポート ヨリ

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注記

引用・参考文献: p[2]

内容説明・目次

内容説明

ナイチンゲールが1853年から54年にかけて戦時下のクリミア半島へ行く前に勤務した、ハーレー街病院の経営母体である婦人委員会に宛てた四半期レポート。激変する近年の病院経営や看護管理、看護業務のなかで、いま一度ナイチンゲールが150年以上前に観察し、洞察した事柄を振り返る。

目次

  • ナイチンゲール生誕150周年で見つかった宝物—病院経営の基盤は、克明な観察と報告と実務のなかにあります。
  • 現場からの変革以外に、王道はない—「病院」は、生き物です。日々進化していないと生き延びていけません。
  • 雑務のなかから真実を見出す—すべての仕事は、「病院」と「仕事」と「仲間」への愛着から始まります。
  • 外部委託は能力の高い人がいる部署に導入する—能力のない人のいる部署で外部委託を推進すると、能力のない人はますます暇に過ごすようになるのです。
  • 物品管理は利益の塊—購買サイドで合理化できるのは流通マージン、加工費、輸送費、事務作業費です。
  • 病院の大切な要素は…—患者さんの社会復帰への意欲向上と、身体的健康への意識誘導です。
  • 病院は病と闘う神聖な空間—病院の敵は、慢性的に心が病んでいる患者さんと家族に見放された患者さんです。
  • 患者とは、病気と闘う勇気をもつ戦士—患者さんの品性なき欲求には対応してはいけません。病院とは、患者さんが「生きる」ことに向かって人生を再構築する場所なのです。
  • 現場の活性化こそが病院経営の原点—病院経営の本質は、現場の創意工夫に尽きます。
  • 患者は、常に患者であろうとしつづける—それを救うのは、「感謝の心」の育成です。〔ほか〕

「BOOKデータベース」 より

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