魂鎮 (たましずめ) への道 : BC級戦犯が問い続ける戦争

書誌事項

魂鎮 (たましずめ) への道 : BC級戦犯が問い続ける戦争

飯田進著

(岩波現代文庫, 社会 ; 189)

岩波書店, 2009.6

タイトル別名

魂鎮への道

タイトル読み

タマシズメ エノ ミチ : BCキュウ センパン ガ トイツズケル センソウ

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注記

本書は1997年4月、不二出版より刊行された。

参考文献: p361-363

内容説明・目次

内容説明

ニューギニア戦線での地獄の体験とは何か。いかなる状況下で戦争犯罪を犯したのか。巣鴨刑務所出獄後も戦争責任を直視し続けてきた元BC級戦犯(現在八六歳)の稀有な思索。過酷な戦場で無残な最期をとげた兵士と戦犯裁判を経て処刑されたBC級戦犯の姿を通して、日本の戦争と戦争責任・戦後責任を根本から問い直す。

目次

  • 第1部 BC級戦犯としての体験(体験伝承のむずかしさ;刑死者たちの声を聞く;手負いになること—ぼくの戦争犯罪)
  • 第2部 戦争犯罪と戦犯裁判(連合軍の犯罪;日本軍の犯罪)
  • 第3部 戦争責任を戦後に問い続けて(松井石根大将を思う;勇戦敢闘できなかった死者のために;護送船からの手紙;BC級戦犯から見た東京裁判;スガモ・プリズンの衝撃;大本営参謀の戦争責任を問う)
  • 第4部 今も魂鎮の意味を問いながら(日本軍を想い自衛隊の現在を考える;韓国・朝鮮人BC級戦犯が願うこと;魂鎮への道)

「BOOKデータベース」 より

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