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緑の資本論

中沢新一著

(ちくま学芸文庫, [ナ-17-1])

筑摩書房, 2009.6

Title Transcription

ミドリ ノ シホンロン

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Note

巻号はブックジャケットによる

Description and Table of Contents

Description

イスラームとキリスト教。同じ一神教的世界にありながら、その経済思想には重大な差異がある。イスラーム的貨幣論は「一」を意味する「タウヒード」の構造によって組み立てられ、徹底した唯一神信仰によって利子を厳禁する。一方、キリスト教的貨幣論は「三位一体説」にもとづく増殖性を秘め、資本主義と極めて親和的である。この両者の圧倒的な非対称が世界の現状を理解する鍵であり、イスラームは資本主義にとってその存在自体が一つの経済学批判であることを、『資本論』の核心である価値形態論を再構築することによって明らかにする。

Table of Contents

  • 圧倒的な非対称
  • 緑の資本論
  • シュトックハウゼン事件
  • appendix モノとの同盟

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Details

  • NCID
    BA90398859
  • ISBN
    • 9784480092199
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    233p
  • Size
    15cm
  • Classification
  • Parent Bibliography ID
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