大王から天皇へ
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大王から天皇へ
(講談社学術文庫, [1903] . 日本の歴史||ニホン ノ レキシ ; 03)
講談社, 2009.5
第3刷
- タイトル別名
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大王から天皇へ
- タイトル読み
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オオキミ カラ テンノウ エ
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注記
数量の相違により<BA88258008>とは別書誌
原本は2001年1月講談社より刊行
年表: p363-374
参考文献: p375-385
索引: p386-395
内容説明・目次
内容説明
四世紀、倭王権=ヤマトはカラ(半島)と出会う。列島の君主は、朝鮮半島・大陸との関係を持つことで、鉄や先進技術・威信財を独占し、その再分配で地方の首長と互酬関係を築く。緊迫する半島情勢、渡来人の定住、王位継承争い、仏教伝来、大化改新、クーデター…。度重なる試練が支配体制を強化し、神の代理人=「治天下大王」が、「現神」=天皇になった時、「日本」が誕生する。
目次
- 第1章 列島と半島と大陸—東アジア世界の中の倭国(「ヤマト」と「カラ」をつなぐ道;半島の動乱と倭王権の発展;渡来人の来住と列島の技術革新;倭の五王—冊封体制への参入と離脱)
- 第2章 「治天下大王」の登場(倭王権の拠点;倭王権と地域社会;初の「治天下大王」—ワカタケル大王)
- 第3章 自立する倭王権(継体・欽明の王権;半島政策の挫折;国造と氏;“前方後円墳の時代”の終焉)
- 第4章 王権の転機(仏教の伝来と蘇我氏;女帝と太子;大陸ルートの復活と内政の改革)
- 第5章 律令国家への歩み(乙巳のクーデターへの道;大化改新;改新政治からの逸脱と敗戦—斉明朝と白村江の戦い;厳戒体制下の国政改革—天智期;神への飛躍の戦い—壬申の乱)
「BOOKデータベース」 より