暁斎百鬼画談 : 河鍋暁斎
著者
書誌事項
暁斎百鬼画談 : 河鍋暁斎
(ちくま学芸文庫, [ヤ19-1])
筑摩書房, 2009.7
- タイトル別名
-
河鍋暁斎暁斎百鬼画談
- タイトル読み
-
キョウサイ ヒャッキ ガダン : カワナベ キョウサイ
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注記
「ちくま学芸文庫」のために新たに書き下ろしたもの
河鍋暁斎年譜: p152-155
主な参考文献: p28-29
主要参考文献: p151
内容説明・目次
内容説明
幕末明治の天才画家・河鍋暁斎。狩野派仕込みの卓抜した腕前、明治の大物建築家ジョサイア・コンドルを弟子にとり、新し物好きで諷刺・茶化しが大好き、肉筆美人画から浮世絵、戯画、春画まで何でもござれの幅広い仕事ぶりだが、なかでも妖怪画・化物画は有名だ。本書はいにしえの「百鬼夜行絵巻」を踏まえて描いた遺作の版本、『暁斎百鬼画談』を全ページカラーで収録、奇にして怪、滑稽と愛嬌に満ちた妖怪たちの魅力を余すところなく再現する。近年再評価の機運著しい暁斎の、多彩な画業を俯瞰する、充実した解説を収録。暁斎の妖怪ワールドへようこそ。
目次
- “妖怪的なるもの”の気配—『暁斎百鬼画談』を読み解く
- 『暁斎百鬼画談』
- 参考図版(『芝居説話画帖』より;『江戸名所伝奇画帖』1より;『江戸名所伝奇画帖』2より;『狂斎興画帳』より;『暁斎酔画』二編より;『暁斎鈍画』より;『暁斎楽画』第三号「化々学校」)
- 解説 蘇る巨人・河鍋暁斎
- 図版解説 妖怪たちはどこから来たのか
「BOOKデータベース」 より