日本戦没学生の思想 : 「わだつみのこえ」を聴く

書誌事項

日本戦没学生の思想 : 「わだつみのこえ」を聴く

岡田裕之著

法政大学出版局, 2009.7

タイトル別名

日本戦没学生の思想 : わだつみのこえを聴く

タイトル読み

ニホン センボツ ガクセイ ノ シソウ : ワダツミ ノ コエ オ キク

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注記

参考文献: p301-313

内容説明・目次

内容説明

本書は、精神の軌跡および思想の内実を、『きけわだつみのこえ』はじめ、日記・手紙・論文・詩歌などの原遺稿に拠って読み解く。自由な思考を守り貫き、日本社会を普遍世界のうちに求めた、彼らの思想的な遺産を抜きにして、日本の近代は問い直しえないであろう。

目次

  • 第1章 普遍世界連合の理想、敗戦による再生の期待—インターナショナリズムと日本の伝統美
  • 第2章 西洋思想の学習と日本精神の狭間に—戦没学生における近代日本の苦悩
  • 第3章 日中戦争への疑惑、「獣の如く戦い」「白々と思う」将兵—“近代の超克”とドストエフスキー『死の家の記録』
  • 第4章 戦没学生における“正義”と“愛”—自由主義・個人主義・民主主義のアメリカとの戦争
  • 第5章 歴史とは何であるか 世代の悲劇—戦争への国家意志と民族共同体への帰属
  • 第6章 マルクス主義とキリスト教

「BOOKデータベース」 より

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