キリスト教・組織宗教批判500年の系譜 : ラス・カサスから現代まで
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キリスト教・組織宗教批判500年の系譜 : ラス・カサスから現代まで
明石書店, 2009.6
- タイトル別名
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キリスト教組織宗教批判500年の系譜 : ラスカサスから現代まで
- タイトル読み
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キリストキョウ ソシキ シュウキョウ ヒハン 500ネン ノ ケイフ : ラス カサス カラ ゲンダイ マデ
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注記
参考文献: p273-276
内容説明・目次
内容説明
キリスト教の教義そのものには疑問を持たなかったものの布教を口実にしての先住民の文化の破壊と殺戮に異を唱えたバルトロメ・デ・ラス・カサス、支配の道具としてのカトリック教会に反するだけでなくカトリックの教義そのものに異を唱えたホセ・リサール、カトリック教の強固な呪縛から多大のエネルギーを費やして脱出し自由を得ることで大文学者となることができたジェームス・ジョイス、そして神の存在そのものが無根拠であり組織宗教は人類に幸せよりはるかに多くの不幸をもたらしていると説くリチャード・ドーキンスに代表される現代の哲学者たち。本書はこれらの人たちの思想に著者個人の定点観測的経験を重ね合わせた記録と提言。
目次
- 第1章 ラス・カサスとコンキスタドーレス
- 第2章 リサールとカトリック教会
- 第3章 ジョイスと宗教の呪縛
- 第4章 ドーキンスと組織宗教
- 第5章 新宗教とカルト
- 第6章 神の名のもとで
- 第7章 「行く河の流れは絶えずして」—一周遅れは誰なのか
「BOOKデータベース」 より