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「アメリカ覇権」という信仰 : ドル暴落と日本の選択

E・トッドほか著 ; 藤原書店編集部編

藤原書店, 2009.7

タイトル別名

アメリカ覇権という信仰 : ドル暴落と日本の選択

世界大恐慌か?

タイトル読み

アメリカ ハケン トイウ シンコウ : ドル ボウラク ト ニホン ノ センタク

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注記

その他の執筆者: 加藤出, 倉都康行, 佐伯啓思, 榊原英資, 須藤功, 辻井喬, バディウ, 浜矩子, ボワイエ, 井上泰夫, 松原隆一郎, 的場昭弘, 水野和夫

学芸総合誌・季刊『環』vol.36 (2009.1刊) の特集「世界大恐慌か?」の一部に加除・修正を施して単行本化したもの(p244より)

内容説明・目次

内容説明

忍び寄る、ドル暴落という破局。危機の核心と中長期的展望を呈示する、気鋭の論者による「世界経済危機」論。

目次

  • 1 アメリカ覇権の崩壊—忍び寄るドル暴落という破局(「アメリカ覇権」という信仰—自由貿易主義からの脱却;ドル暴落は起こるのか?—金融危機と急速に膨張したFRBの資産;金融危機とFRBの歴史—アメリカは大恐慌から何を学んだのか?;金融危機とドル信認問題—ドル一極支配の行方)
  • 2 金融資本主義の崩壊—経済を支えるのは信用である(金融資本主義の崩壊と経済構造の転換—エネルギーと食糧の重要性;恐慌の発生メカニズムとその後—カネとモノの乖離と原点回帰;金融資本主義の歴史分析—危機は宿命ではない;「信用」とは何か?—工学的に処理できない経済の主観的基盤;「銀行を救え!」という見せ物—誰にとっての「危機」なのか?;金融危機をマルクス恐慌論から読み解く—すべては現状分析から始まる)
  • 3 将来を築くための価値観の転換—閉塞状況を打開する長期的ヴィジョン(金融の糾弾では見えない問題の本質—十年は続く長いトンネル;グローバリゼーションと金融危機の意味—長期の歴史から捉える;「経済」という観念自体の転換—ケインズの未来予測)

「BOOKデータベース」 より

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