不逞老人
著者
書誌事項
不逞老人
河出書房新社, 2009.7
- タイトル読み
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フテイ ロウジン
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注記
鶴見俊輔略年譜: p224-231
内容説明・目次
内容説明
永遠の「不良少年」鶴見俊輔、その思想の根底をつらぬくものを語る。四〇年以上共に歩んできた黒川創を相手に、いまこそ語った言葉と証言。好評NHK教育テレビ「鶴見俊輔—戦後日本、人民の記憶」(ETV特集)での座談、その全容。
目次
- 序章 ぼんやりしたまま、消えるだろう(自分の中に永遠がある;人生の目的地;他人を偉大と感じる快楽;まだ、子どもとして生きている)
- 1 敗戦からの未来へ(敗戦のラジオと向き合って;原爆を知りはじめたとき;「もてあそばれた」場所からのまなざし;「科学」が人間を通り越した時代に;「くに」は日本か;取り違えられた客観性;丸山眞男の被爆という経験;経験と語りのあいだに)
- 2 不良少年として立ちたかった(悪人として生きてきた;正義から逃げる;父には勝てなかった;時には、裏切ることも必要;エロスに捕らえられて;姉、和子と私;学問の後背地)
- 3 民話をつらねる(共同研究という方法;アナキズムの国家論;人民の記憶;ハンセン病に向き合って;敵に敬意をもてるか;活動を続けさせたもの;家族から外へと根をはるもの)
「BOOKデータベース」 より