媒介言語論を学ぶ人のために
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媒介言語論を学ぶ人のために
世界思想社, 2009.8
- タイトル読み
-
バイカイ ゲンゴロン オ マナブ ヒト ノ タメ ニ
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注記
内容: 序章: 異なる言語を用いる人が出会うとき, I: 言語的媒介の諸形態(第1章「覇権言語の興亡」-第5章「視覚言語の交差点」, コラム「ラテン語は死語か」), II: 代表的な媒介言語とその特徴(第6章「媒介言語としての英語」-第11章「日本語は何を媒介してきたのか」), III: 計画言語論・エスペラント論(第12章「言語学のなかの計画言語論」-第15章「エスペラント文学の可能性」), あとがき(木村護郎クリストフ, 渡辺克義), 人名索引, 事項索引, 言語索引, 執筆者紹介
参考文献: 章末
人名索引,事項索引,言語索引: p341-352
収録内容
- 異なる言語を用いる人が出会うとき : 媒介言語論の射程と課題 / 木村護郎クリストフ [執筆]
- 覇権言語の興亡 : 科学伝搬を例に / 三浦伸夫 [執筆]
- 複数言語使用による媒介 / 泉邦寿 [執筆]
- 媒介のために創生される言語 : ピジンとクレオール / 市之瀬敦 [執筆]
- 媒介言語を「創出」する試み : 計画言語の社会学 / 臼井裕之 [執筆]
- 視覚言語の交差点 : 国際手話の形成と展開 / 斉藤くるみ [執筆]
- ラテン語は死語か / ジャン=クロード・オロリッシュ [執筆] ; 町田直樹訳
- 媒介言語としての英語 : 3つの捉え方を通して / 吉武正樹 [執筆]
- 媒介言語としての英語の実際使用場面 / リサ・フェアブラザー [執筆]
- 媒介言語としての中国語の歴史とその現状 / 刘海涛 [執筆] ; 高橋一聡訳
- アラビヤ語の媒介性 : クルアーンにおける言語観を中心に / 奥田敦 [執筆]
- 「超民族語」ウォロフ語 / 砂野幸稔 [執筆]
- 日本語は何を媒介してきたのか / 安田敏朗 [執筆]
- 言語学のなかの計画言語論 / 後藤斉 [執筆]
- 計画言語の類型論 / タニヒロユキ [執筆]
- エスペラントのユダヤ的背景 / 佐々木嗣也 [執筆]
- エスペラント文学の可能性 / 渡辺克義 [執筆]
内容説明・目次
内容説明
異言語間コミュニケーションの多様な世界。異なる言語をもつ人々が出会うとき、どのような相互伝達がなされるか。異言語話者間の言語的な媒介に光をあて、世界各地のさまざまな形態を理論的・実証的に研究、媒介言語論の新たな地平を切り開く。
目次
- 異なる言語を用いる人が出会うとき—媒介言語論の射程と課題
- 1 言語的媒介の諸形態(覇権言語の興亡—科学伝搬を例に;複数言語使用による媒介;媒介のために創生される言語—ピジンとレオール;;媒介言語を「創出」する試み—計画言語の社会学;視覚言語の交差点—国際手話の形成と展開)
- 2 代表的な媒介言語とその特徴(媒介言語としての英語—3つの捉え方を通して;媒介言語としての英語の実際使用場面;媒介言語としての中国語の歴史とその現状;アラビヤ語の媒介性—クルアーンにおける言語観を中心に;「超民族語」ウォロフ語;日本語は何を媒介してきたのか)
- 3 計画言語論・エスペラント論(言語学のなかの計画言語論;計画言語の類型論;エスペラントのユダヤ的背景;エスペラント文学の可能性)
「BOOKデータベース」 より