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戦国の城を歩く

千田嘉博著

(ちくま学芸文庫, [セ-2-1])

筑摩書房, 2009.8

タイトル読み

センゴク ノ シロ オ アルク

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注記

ちくまプリマー・ブックスとして刊行(2003.4.20)されたもの

参考引用文献: p206-208

内容説明・目次

内容説明

足利将軍邸を模した守護大名の館から、領地を一望する戦国大名の険しい山城、そして巨大な天守を誇った信長の安土城へ。中世から近世にかけて、城の形は大きく変化した。城跡調査からその変化を調べていくと、天下統一に向けて権力が再編成された日本中世の、新しい歴史像が明らかになってくる。本書は、城跡を歩く楽しさやコツなどフィールドワークの基礎から始まり、縄張り図から軍事戦略を読み解くポイントを伝授。さらにそこから見えてくる政治構造・地域社会の様相など、中世・近世史の謎をていねいに解明する。

目次

  • 第1章 城にたどる歴史(戦国の城に分け入る;非観主義がつくる城 ほか)
  • 第2章 城の探検(地図に城跡を読む;江戸時代の城と中世の城 ほか)
  • 第3章 花の御所から戦国期拠点城郭へ(館と山城;歴博甲本洛中洛外図屏風 ほか)
  • 第4章 城の語る天下統一(戦国以前の山城;戦国期拠点城郭の出現 ほか)
  • 第5章 世界の中の日本の城(ナショナリズムと城;日本の城とヨーロッパの城 ほか)

「BOOKデータベース」 より

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