正義と実力と「世間」
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正義と実力と「世間」
(教養としてのロースクール小論文 : 講義録 / 浅羽通明著, 下)
早稲田経営出版, 2009.7
- タイトル別名
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正義と実力と世間
- タイトル読み
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セイギ ト ジツリョク ト セケン
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注記
2005年刊の改訂
内容説明・目次
内容説明
しのびよる格差と貧困の時代、正義は実現できるか?国際政治では、実力がすべてなのか?裁判員制度が孕むのは如何なる問題か?国策捜査はなぜ可能なのか?延命治療や医療倫理は、いったい誰のためか?長期不況の末、「成長」という上げ底がとうとう抜けたこの国を生きる私たちのキーワード、「世間」と「普通」とは何か。懇切丁寧に説明。
目次
- 第4講 実力と正義—法律がその無力を思い知らされるとき(法律が実効性を帯びる大前提—福沢諭吉が説く自力救済の禁止(金沢大学);復讐権を国家が独占する—赤穂浪士は幕府へテロをかけるべきだった!?;テロリズムを考える—テロリズムを定義してみる(関西学院大学) ほか)
- 第5講 不純な正義よりほかに実現する正義はない?(ブルジョワジーたちの「権利のための闘争」によってできた近代法;強欲と強欲を衝突させて、「自由」を発生させる(駿河台大学);大学入試に無試験寄付金入学枠を設けたら?—不純な正義その1(東京大学) ほか)
- 第6講 専門家と素人—手段が自己目的化してゆく大衆社会を生きる(ロケット開発技術者と裁判員制度—専門家の倫理と素人の常識(東京大学、立教大学);素人が担うデモクラシーと専門家が担う司法—法律と倫理の不連続と連続;専門家はなぜ偉いのか?—彼らは何の役に立っているか? ほか)
「BOOKデータベース」 より