冷泉家・蔵番ものがたり : 「和歌の家」千年をひもとく
著者
書誌事項
冷泉家・蔵番ものがたり : 「和歌の家」千年をひもとく
(NHKブックス, 1141)
日本放送出版協会, 2009.8
- タイトル別名
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冷泉家蔵番ものがたり : 和歌の家千年をひもとく
- タイトル読み
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レイゼイケ クラバン モノガタリ : ワカ ノ イエ センネン オ ヒモトク
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注記
冷泉家略年表: p244-249
内容説明・目次
内容説明
冷泉家は歌聖と名高い藤原俊成、定家を祖先にもち、国宝『明月記』『古今和歌集』などの古文書・古典籍や、伝統的な「冷泉流歌道」を今に伝える「和歌の家」である。四十歳で冷泉家に婿養子に入り現当主となった著者が、千年にも及ぶ「和歌の家」の苦難の歴史を振り返るとともに、典籍類の魅力を、実際に触れた感動を交えて紹介し、歌会、年中行事などの公家文化の精髄を生き生きとつづる。冷泉家の文化財を通して日本の伝統文化の特質を再考し、さらには文化の継承保存のあり方をも問い直す一書。
目次
- 和歌の家・京都冷泉家
- 第1部 冷泉家千年の歴史をひもとく(俊成と定家の二大歌人—冷泉家前史;冷泉家はどのように成立したか—草創期から存亡期まで;大坂下向から御文庫勅封まで—近世前期の波乱苦難期;歌道師範家としての隆盛—安泰の江戸時代;明治以降の激動の時代)
- 第2部 現代に息づく公家文化(典籍類から日本文化を考える;古文書から時代を読み解く;現存する最古の公家住宅;冷泉流歌道と「型」の文化;「和歌の家」の年中行事)
- 文化財を継承するために
「BOOKデータベース」 より