日本民俗学の開拓者たち
著者
書誌事項
日本民俗学の開拓者たち
(日本史リブレット, 94)
山川出版社, 2009.8
- タイトル別名
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日本民俗学の開拓者たち
- タイトル読み
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ニホン ミンゾクガク ノ カイタクシャ タチ
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注記
参考文献: 巻末
内容説明・目次
内容説明
日本の民俗学は柳田国男によって開拓され、確立したことはまちがいない。しかし、すべてを柳田に始まり、柳田に終わると解釈してはならない。近世以来の文人たちによる民俗の発見があり、明治以降の欧米人類学の導入があった。明治末の柳田国男の登場で、それらが統合され、民俗学が成立した。しかし、柳田以降にも、自己の問題意識で独自の民俗学形成に果敢に挑戦した人たちがいる。「野」の学問としての民俗学は多くの個性的な先達を持っていることを理解していただきたい。
目次
- 1 野の学問、民俗学
- 2 菅江真澄
- 3 鳥居龍蔵
- 4 山中共古
- 5 柳田国男
- 6 折口信夫
- 7 宮本常一
- 8 瀬川清子
- 9 アカデミック民俗学への道と研究者群像
「BOOKデータベース」 より