原っぱが消えた : 遊ぶ子供たちの戦後史
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書誌事項
原っぱが消えた : 遊ぶ子供たちの戦後史
晶文社, 2009.8
- タイトル別名
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原っぱが消えた : 遊ぶ子供たちの戦後史
- タイトル読み
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ハラッパ ガ キエタ : アソブ コドモ タチ ノ センゴシ
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内容説明・目次
内容説明
私たちの生活を根底から変えてしまった大転換期、それが一九六〇年代だった。街は変貌し、原っぱは失われ、路上から子供の姿が消えた。そのとき、私たちに何が起こったか?北杜夫や日影丈吉、唐十郎、奥野健男、寺田ヒロオ…さまざまな小説やエッセイ、マンガを、戦後日本の「原っぱの喪失」をめぐる証言として再発見し、物語って行く。雑草と土のにおいが街中に息づいていたあの頃。いつまでも仲間と遊び続けた、かつての子供たちの声をいまここに甦らせる、原っぱの精神史。
目次
- 1 原っぱが消えた(野原の切れっぱし;明治大正期の“閑地”で;戦前東京の原っぱで;戦後の「黄金の荒野」で;一九六〇年代・原っぱの受難;雑草は刈りそろえよ;地球のかけらに触れる;「泥汽車」が連れて行く先)
- 2 子供たちの遊び場の行方(昭和二十年代・「浮浪児の世代」;昭和三十年代前半・高度成長前夜;一九六〇年代・高度成長下で;一九七〇年代の遊び空間;少年マンガ・一九四七〜七九年)
「BOOKデータベース」 より