「弱さ」と「抵抗」の近代国学 : 戦時下の柳田國男、保田與重郎、折口信夫
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書誌事項
「弱さ」と「抵抗」の近代国学 : 戦時下の柳田國男、保田與重郎、折口信夫
(講談社選書メチエ, 449)
講談社, 2009.9
- タイトル別名
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弱さと抵抗の近代国学 : 戦時下の柳田國男保田與重郎折口信夫
- タイトル読み
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ヨワサ ト テイコウ ノ キンダイ コクガク : センジカ ノ ヤナギタ クニオ ヤスダ ヨジュウロウ オリクチ シノブ
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内容説明・目次
内容説明
柳田國男、保田與重郎、折口信夫。国学の系譜につらなる三人の思想をあらためて検証し、戦時にあって彼らが見いだそうとした「可能性」のかたちに迫る力作—。ひとしく人間の“弱さ”の復権を期し、それぞれに「共同体」を志向した彼らの試みから見えてくるものとは。
目次
- 序章(国学の思想;沖縄論)
- 第1章 柳田國男の思想(郷土研究と国家;公民形成の学としての民俗学;国家と家郷;柳田と地方文化運動;『先祖の話』)
- 第2章 保田與重郎の思想(青春の復権と日本浪曼派の成立;言霊論;天皇論;思想の変容;国学論;イロニーと近代的自我の隘路)
- 第3章 折口信夫の思想(源氏物語と“弱さ”;まれびと論;「たをやめぶり」の尊重;天皇論;神道と国学論;神道普遍宗教化論;親密圏と近代国学)
- 終章(近代国学における親密圏の位相;近代国学の意義)
「BOOKデータベース」 より