名作の書き出し : 漱石から春樹まで
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書誌事項
名作の書き出し : 漱石から春樹まで
(光文社新書, 422)
光文社, 2009.9
- タイトル読み
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メイサク ノ カキダシ : ソウセキ カラ ハルキ マデ
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収録内容
- 花になりたかった女 : 夏目漱石『それから』
- 誰でもない自分 : 谷崎潤一郎『痴人の愛』
- 自分を「子供」に見せる語り : 太宰治『人間失格』
- 駒子が愛したのは東京の男 : 川端康成『雪国』
- 有為子のために : 三島由紀夫『金閣寺』
- 真実の言説の作り方 : 大江健三郎『万延元年のフットボール』
- 父系の神話と母系の神話 : 中上健次『枯木灘』
- 空虚な「愛」は語ることができない : 村上龍『限りなく透明に近いブルー』
- 記号の森へ/記号の森から : 田中康夫『なんとなく、クリスタル』
- 公然の秘密を楽しむ : 向田邦子『あ・うん』
- 女が文体を女装する : 山田詠美『ベッドタイムアイズ』
- 少女の文体と新しい性の形 : 吉本ばなな『キッチン』
- 揺れ続ける性の向こうへ : 松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』
- 女として読むこと : 江國香織『きらきらひかる』
- 「こちら側」の自分はいつも孤独 : 村上春樹『スプートニクの恋人』
内容説明・目次
内容説明
書き出しを読めば、その小説のすべてが分かる。
目次
- 花になりたかった女—夏目漱石『それから』
- 誰でもない自分—谷崎潤一郎『痴人の愛』
- 自分を「子供」に見せる語り—太宰治『人間失格』
- 駒子が愛したのは東京の男—川端康成『雪国』
- 有為子のために—三島由紀夫『金閣寺』
- 真実の言説の作り方—大江健三郎『万延元年のフットボール』
- 父系の神話と母系の神話—中上健次『枯木灘』
- 空虚な「愛」は語ることができない—村上龍『限りなく透明に近いブルー』
- 記号の森へ/記号の森から—田中康夫『なんとなく、クリスタル』
- 公然の秘密を楽しむ—向田邦子『あ・うん』
- 女が文体を女装する—山田詠美『ベッドタイムアイズ』
- 少女の文体と新しい性の形—吉本ばなな『キッチン』
- 揺れ続ける性の向こうへ—松浦理英子『ナチュラル・ウーマン』
- 女として読むこと—江國香織『きらきらひかる』
- 「こちら側」の自分はいつも孤独—村上春樹『スプートニクの恋人』
「BOOKデータベース」 より