般若経
著者
書誌事項
般若経
(ちくま学芸文庫, [ヒ-13-1])
筑摩書房, 2009.10
- タイトル読み
-
ハンニャキョウ
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内容説明・目次
内容説明
大乗を最初に宣言した、仏教の根本経典。本書は、厖大な般若経典の中から、最も流布している玄奘訳『般若心経』と鳩摩羅什訳『金剛般若経』、それに鳩摩羅仇訳『大品(だいぼん)般若経』の中の重要な五品を収録。それぞれ、原文・読み下し文・現代語訳・語注で構成する。大乗仏教の中心理念「空」とは固定的実体のないことをいう。『般若心経』はその空の思想の心髄を示し、『金剛般若経』は倫理的実践を空の思想によって基礎づける。『大品般若経』はこのうえない真実の完全なるさとりの智慧を教える。古来、宗派を超えて多くの人びとに読み継がれ、日本人のこころの糧となっている経典。
目次
- 般若心経
- 金剛般若経
- 大品般若経(習応品;大明品;随喜品;薩陀波崙品“常啼品”;曇無竭品“法尚品”)
「BOOKデータベース」 より