正倉院ガラスは何を語るか : 白琉璃碗に古代世界が見える

Bibliographic Information

正倉院ガラスは何を語るか : 白琉璃碗に古代世界が見える

由水常雄著

(中公新書, 2025)

中央公論新社, 2009.10

Other Title

正倉院ガラスは何を語るか : 白琉璃碗に古代世界が見える

Title Transcription

ショウソウイン ガラス ワ ナニ オ カタルカ : ハクルリワン ニ コダイ セカイ ガ ミエル

Note

参考文献: p191-196

Description and Table of Contents

Description

正倉院には現在、六つのガラス器と破片が保存されている。だが、これらのうち、東大寺大仏開眼のさいに奉献されたものは一点だけで、のこりは平安時代から明治時代までのあいだに新たに収蔵されたものである。それらはいつ、誰が、どのような技術で作り、なぜ正倉院に収められたのか。正倉院の記録を網羅的に調査し、ユーラシア全域の古代ガラスの出土状況を調べ、さらに自ら正倉院ガラス器を復元した著者が、その謎に迫る。

Table of Contents

  • 第1章 神出鬼没の正倉院ガラス器
  • 第2章 白琉璃碗—古代世界の歴史展望
  • 第3章 明治初年に正倉院にはじめて入った白琉璃高坏
  • 第4章 中央アジアで作られた紺瑠璃壼
  • 第5章 正倉院に二個以上あった白瑠璃水瓶
  • 第6章 謎に包まれた緑瑠璃十二曲長坏
  • 第7章 紺琉璃坏—栄光のワイン・グラス
  • 第8章 古代ガラス復元記

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  • 中公新書

    中央公論社 1962-

    Available at 1 libraries

Details
  • NCID
    BA91729485
  • ISBN
    • 9784121020253
  • Country Code
    ja
  • Title Language Code
    jpn
  • Text Language Code
    jpn
  • Place of Publication
    東京
  • Pages/Volumes
    vii, 199p, 図版 [8] p
  • Size
    18cm
  • Classification
  • Subject Headings
  • Parent Bibliography ID
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