核のジハード : カーン博士と核の国際闇市場
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書誌事項
核のジハード : カーン博士と核の国際闇市場
作品社, 2009.10
- タイトル別名
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The nuclear jihadist
核のジハード : カーン博士と核の国際闇市場
核のジハード : カーン博士と核の国際闇市場
- タイトル読み
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カク ノ ジハード : カーン ハクシ ト カク ノ コクサイ ヤミシジョウ
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注記
奥付の訳者: 早良哲男
内容説明・目次
内容説明
エンジンでさえ製造していない国パキスタンにおいて、核兵器開発を成功させた男、カーン博士—。彼はまた、“核の国際ヤミ市場”を構築し、イラン、リビア、北朝鮮などに核兵器を拡散させた。国際社会からは「マッドサイエンティスト」と非難され、イスラム社会からは「英雄」として崇められている。カーン博士は逮捕・拘束されたが、その闇市場の実態は、秘密のベールに覆われたままである。現在でも、北朝鮮などは、核兵器の製造技術や資機材をここから得ている。そして、2009年2月、カーン博士は自宅軟禁を解かれ、自由の身となった。“核の国際ヤミ市場”の実態とは?そして、これから世界の核はどうなるのか?初めて“核の国際ヤミ市場”の実態を暴き出した全米で話題騒然のベストセラー。
目次
- “核の闇市場”を追って—プロローグ
- 1 核開発の父・カーン博士(ほほえむ男;偶然の機会;イスラム教徒の連携;帰国;パキスタンのパイプライン;二重の基準;カフタへの道)
- 2 核保有国への道(バター製造所作戦;時はパキスタンの味方か;核の牛小屋;見ざる、言わざる、聞かざる;犯罪と隠蔽工作;アメリカの国益;マン・オブ・ザ・イヤー)
- 3 核拡散ネットワーク(一ヶ所で何でも買える店;希望的観測;サダム・フセインの策略;見落とされたシグナル;核のナショナリズム;もっともっと部品を;謎めいた殺人事件;ネットワークの内部で)
- 4 世界に広がる“核の闇市場”(手綱を引き締めて;敵か味方か;外交的チェスゲーム;スパイゲーム;溺れる者;小切手の乱発;核のディスカウント・チェーン;カーンの次は誰か)
- 世界終末時計の針は戻せるか—エピローグ
「BOOKデータベース」 より