豚インフルエンザ事件と政策決断 : 1976起きなかった大流行

書誌事項

豚インフルエンザ事件と政策決断 : 1976起きなかった大流行

リチャード・E・ニュースタット, ハーヴェイ・V・ファインバーグ著 ; 西村秀一訳

時事通信出版局 , 時事通信社 (発売), 2009.10

タイトル別名

The epidemic that never was : policy-making and the swine flu affair

豚インフルエンザ事件と政策決断 : 1976起きなかった大流行 (パンデミック)

タイトル読み

ブタ インフルエンザ ジケン ト セイサク ケツダン : 1976 オキナカッタ ダイリュウコウ

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注記

タイトルは奥付による

解説: 西村秀一

推薦参考図書: p399-400

内容説明・目次

内容説明

1976年、合衆国政府は、豚インフルエンザと呼ばれる新型インフルエンザの世界的大流行(パンデミック)の脅威から国民を守るために、全国民を対象とする前代末聞の大規模ワクチン接種事業に着手した。接種を受けた者、10週間で4,000万人超。その点では、まずは成功だった。だが半面、論議の沸騰、計画からの遅れ、行政上のトラブル、法的紛糾、予想外の副反応の出現といった出来事が相次いだこともあり、これには、公衆衛生当局に対する国民の信頼を急速に失墜させてしまったとの評価もある。そして何より予想していた脅威は、やって来なかった。本書は、当代きっての2人のハーバードの学者によって著された、公的政策の意思決定における、明瞭で具体的な教訓に満ちた、行政や政治にかかわる人たちやこれからその道に進もうとする人たちにとって絶好の事例研究の書である。

目次

  • 第1部 オリジナル・レポート(インフルエンザ新種出現;センサーの決意;クーパーの支持;フォード大統領の決断;組織立ち上げ;野外試験;法的責任問題;立法措置;開始、そして中止;カリファノ登場;遺産;教訓を踏まえて;専門的あとがき)
  • 第2部 豚インフルエンザの後に、そして将来に向けて(その後の展開;教訓の使いみち—授業の題材として;長官からの請負としての論評)

「BOOKデータベース」 より

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