記憶に残る場所
著者
書誌事項
記憶に残る場所
(SD選書, 252)
鹿島出版会, 2009.11
- タイトル別名
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Chambers for a memory palace
- タイトル読み
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キオク ニ ノコル バショ
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注記
1996年刊の新装版
内容説明・目次
内容説明
本書は、キケロの記憶術に倣い「記憶の館」という設定である。各章は、館の室内であり、著者たちが「場所の精神」を訪ねたタージ・マハル、アルハンブラ宮殿、コインブラ、トレド、あるいはローマの街、その他多くの世界のすばらしい場所の思い出が集束されている。180余枚の直筆スケッチと共に記憶に留めた世界建築の空間構成と感性について、書簡形式で語る著作。空間の制作学ともいえる。欧米はもとより、イスラム、インド、中国、日本にも言及する。
目次
- 主題(到達する軸/彷徨う通路;計測する果樹園/整えるピラスター;離れる踊り場/合流する斜面/上り休息する階段;統御する境界/重なる壁/選択し変化するポケット;縁どる開口/前兆となるポータル;包囲する屋根/中心となるキャノピー;見渡す徴/内に宿る縁;戯れる光/出没する影/和らげる陰)
- 構成(定める部屋/光の中に漏れ出る空間;繰り返す類型/往来する秩序;想い起こす形/受け継ぎ、変様し、符号となる装飾;開化する庭園;とどまり結びつける水;動機となるイメージ)
「BOOKデータベース」 より