道徳は復讐である : ニーチェのルサンチマンの哲学

書誌事項

道徳は復讐である : ニーチェのルサンチマンの哲学

永井均著

(河出文庫)

河出書房新社, 2009.11

タイトル別名

ルサンチマンの哲学

タイトル読み

ドウトク ワ フクシュウ デアル : ニーチェ ノ ルサンチマン ノ テツガク

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注記

「ルサンチマンの哲学」(1997年刊)の改題

内容説明・目次

内容説明

ルサンチマン—それは「反感」や「憎悪」をそのまま「愛」と「同情」にひっくり返し、「復讐」を行う独特の装置なのではないか。ニーチェが「道徳上の奴隷一揆」と呼んだキリスト教的価値観が、この世界で完璧な勝利を収め、今日の道徳を支配するに至った理由は何か?人気哲学者が、通俗的ニーチェ解釈を覆し、その真の価値を明らかにする!付録対談:川上未映子×永井均。

目次

  • 序章 『星の銀貨』の主題による三つの変奏
  • 第1章 ルサンチマンの哲学—そしてまたニーチェの読み方について
  • 第2章 幸福・道徳・復讐(新新宗教;見えないヨーロッパ—その原点の点描;よく生きることヤテ、そらナンボのもんや?;怨恨なき復讐—われわれの時代のルサンチマン)
  • 第3章 永遠回帰の哲学—あるいはまたニーチェへの問い方について
  • 付録対談 川上未映子×永井均 ニーチェと、ニーチェを超えた問い

「BOOKデータベース」 より

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