日本人の他界観の構造

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日本人の他界観の構造

大東俊一著

彩流社, 2009.10

タイトル読み

ニホンジン ノ タカイカン ノ コウゾウ

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内容説明・目次

内容説明

「あの世」はどこにあるのか。「この世」と行き来できる他界や、美しい山の向こうに広がる他界。「この世」とは異なる世界と認識されながら、漠然として曖昧な日本人の他界観。『古事記』、『日本書紀』、『万葉集』から中世の文字資料、「来迎図」といった絵画資料、現代における民俗行事の観察などから、日本人の他界観形成の特性を考察する。

目次

  • 第1章 日本古来の他界観(他界観の探究に向けて;記紀神話における他界;『万葉集』における他界)
  • 第2章 『日本霊異記』における他界観(冥界の景観;「黄泉」としての冥界;この世と冥界との往来)
  • 第3章 日本的浄土の風景—来迎図の世界(折口信夫に寄せて;「浄土三部経」における浄土の風景;『往生要集』における浄土の風景;王朝人の浄土;欣求浄土の前提としての無常観;死者と紅葉;来迎図の山水;山越阿弥陀図の山水;山越阿弥陀図における浄土)
  • 第4章 京都の盆行事に見る他界観—六道まいりと大文字五山送り火(六道まいりの現状)

「BOOKデータベース」 より

詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB00142957
  • ISBN
    • 9784779114793
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    180, 7p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
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