グローバル・タックスの可能性 : 持続可能な福祉社会のガヴァナンスをめざして

書誌事項

グローバル・タックスの可能性 : 持続可能な福祉社会のガヴァナンスをめざして

上村雄彦著

(Minerva人文・社会科学叢書, 154)

ミネルヴァ書房, 2009.11

タイトル別名

持続可能な福祉社会に向けたグローバル・ガヴァナンス : グローバル・タックスの可能性を中心に

グローバルタックスの可能性

タイトル読み

グローバル タックス ノ カノウセイ : ジゾク カノウナ フクシ シャカイ ノ ガヴァナンス オ メザシテ

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注記

博士学位論文「持続可能な福祉社会に向けたグローバル・ガヴァナンス : グローバル・タックスの可能性を中心に」 (千葉大学, 2009年) に加筆修正を行ったもの

参考文献: p349-371

内容説明・目次

内容説明

加速する環境破壊、拡大する貧富の格差、終わりの見えない紛争、食糧不足や資源の枯渇、感染症の蔓延…。「有史以来の危機」に瀕し、地球が抱える問題群は深刻さを増している。いかにしてこれらの問題を解決し、環境と調和した公正で平和な社会(=持続可能なグローバル福祉社会)を創造できるか。本書は、現代世界における地球規模問題を解決するために、「グローバル・タックス」という処方箋を示し、新たなグローバル・ガヴァナンスの姿を検討する。

目次

  • 持続可能なグローバル福祉社会をめざして
  • 第1部 グローバル社会の課題とガヴァナンスの実際(脅かされる未来;グローバル・ガヴァナンスをめぐる分析枠組;グローバル市場の拡大と問題点;グローバル・ガヴァナンスの動向—グローバル政府の不在の中で;対抗するグローバル市民社会—世界社会フォーラムを中心に)
  • 第2部 グローバル・タックスが切り開くグローバル・ガヴァナンス(グローバル・タックスとは何か;グローバル・タックスの導入へ向けて;グローバル・タックスの課題と意義;「ソフト・ガヴァナンス」の可能性—通貨取引税を求める市民社会アクターとネットワーク;「ミドル・ガヴァナンス」の展開—航空券連帯税とUNITADを事例に;「ハード・ガヴァナンス」の諸構想—世界租税機関からグローバル議会へ?)
  • グローバル・タックスの可能性—ガヴァナンス研究の展望

「BOOKデータベース」 より

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