三島由紀夫論 : その詩人性と死をめぐって

書誌事項

三島由紀夫論 : その詩人性と死をめぐって

佐久間隆史著

(新・現代詩人論叢書, 3)

土曜美術社出版販売, 2009.11

タイトル読み

ミシマ ユキオ ロン : ソノ シジンセイ ト シ オ メグッテ

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内容説明・目次

内容説明

三島は、少年期詩を書いていた自分を否定、そしてその後、自分は人生を知った作家になったというが、果して彼は自己の詩人性を脱皮、人生を知った作家になったのだろうか?彼の魅力はもちろんのこと、その死さえその詩人性より生じているのではないのか?この書は、三島の詩人性に着目、そして彼のひとと文学を論じた注目の書である。

目次

  • 危機をめぐる一省察—アウシュヴィッツは終わらない
  • 影と芸術
  • 詩人としての三島由紀夫と抽象芸術
  • 三島由紀夫の作家性について—初期詩篇をめぐって
  • 三島由紀夫における「愛」のかたち—『豊饒の海』第一巻「春の雪」をめぐって
  • 道化と仮面—太宰治と三島由紀夫
  • 日本的テロリズムと疎外—三島由紀夫と保田與重郎
  • 意識による、生と存在の回復の試み
  • 知性と他国者—三島由紀夫の知性性をめぐって

「BOOKデータベース」 より

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詳細情報

  • NII書誌ID(NCID)
    BB00229046
  • ISBN
    • 9784812017609
  • 出版国コード
    ja
  • タイトル言語コード
    jpn
  • 本文言語コード
    jpn
  • 出版地
    東京
  • ページ数/冊数
    235p
  • 大きさ
    20cm
  • 分類
  • 件名
  • 親書誌ID
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