偶有 (アクシデント) からの哲学 : 技術と記憶と意識の話
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偶有 (アクシデント) からの哲学 : 技術と記憶と意識の話
新評論, 2009.12
- タイトル別名
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Philosopher par accident : entretiens avec Élie During
偶有からの哲学 : 技術と記憶と意識の話
- タイトル読み
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アクシデント カラノ テツガク : ギジュツ ト キオク ト イシキ ノ ハナシ
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注記
原著 (Paris : Galilée, 2004) の全訳
対談相手: エリー・デュリング
内容説明・目次
内容説明
いまや文化産業、情報産業は、人間の「意識の時間」を開発=搾取の対象とする。また、種の記憶たる遺伝子に対する操作も考え合わせれば、現代ではあらゆる意味での記憶が、各種産業にとっては原材料となり得るのだ。この状況において、哲学は、科学は、産業は、そして私たち個々の生活者は何を考えるべきか…。精緻な理論的考察と大胆な文明批評、そしてそれらを支える強靱な「知への欲望」と幅広い関心—、今世界で最も注目される哲学者の一人スティグレールがフランス公共ラジオ教養番組の中で哲学=技術の問題を縦横に語る。
目次
- 第1章 哲学者と技術(技術との出会い、哲学との出会い;哲学的対象としての技術 ほか)
- 第2章 記憶としての技術(プラトン著『メノン』—ヒュポムネーシスをめぐる思索の出発点;エピメテウス—補綴性の神話 ほか)
- 第3章 インダストリアルな時間的対象の時代における意識(技術と記憶技術;アルファベット—オルトテティックな記憶技術 ほか)
- 第4章 意識、無意識、無知(マーケティングによるリビドー枯渇;シンクロニゼーションの二つの側面 ほか)
「BOOKデータベース」 より