中国人の機智 : 『世説新語』の世界
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書誌事項
中国人の機智 : 『世説新語』の世界
(講談社学術文庫, [1975])
講談社, 2009.12
- タイトル別名
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中国人の機智 : 世説新語の世界
- タイトル読み
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チュウゴクジン ノ キチ : セセツ シンゴ ノ セカイ
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注記
主要参考文献: p251-253
原本は1983年5月に中央公論社より刊行
ジャケットに「大文字版」とあり
内容説明・目次
内容説明
諧謔性に富んだ反射神経、自負心の誇示、侮蔑への鮮やかな反撃…。一筋縄ではいかぬ誇り高き人々の不退転の反俗・反逆の精神を切れ味鋭い機智に乗せて演じきった舞台、それが『世説新語』の世界である。内乱、戦争、めまぐるしい王朝交替。暗く険悪な乱世を生き抜く魂は、悲哀、憂鬱を乗り越え、豪放洒脱な生き様は究極の言語表現を生み出した。大文字版。
目次
- 序章 機智の書『世説新語』とその時代
- 第1章 『世説新語』の人びと—その生存様式(君子神話の崩壊と秩序体系への挑戦;個の論理の追求 ほか)
- 第2章 『世説新語』その機智の構造(遊戯精神;機智の構造)
- 第3章 『世説新語』その機智の洗練—人物批評のレトリック(『世説新語』の人物批評;擬音(オノマトペ) ほか)
- 第4章 『世説新語』と魯迅(魏晋と魯迅;魯迅の「敵対的」な機智表現)
「BOOKデータベース」 より