日本開国 : アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由

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日本開国 : アメリカがペリー艦隊を派遣した本当の理由

渡辺惣樹著

草思社, 2009.12

タイトル読み

ニホン カイコク : アメリカ ガ ペリー カンタイ オ ハケン シタ ホントウ ノ リユウ

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内容説明・目次

内容説明

米側史料を本格的に取り上げ、開国のシナリオを作った中心人物、アーロン・パーマーの、ペリー遠征に向けた世論操作、彼と東部エスタブリッシュメントとの繋がり等々、関係者の動きを点描しながら、日本に開国を迫ったアメリカの真意を明らかにしてゆく。今日まで一貫するアメリカの対日・対中政策の原型がまさにこのときに作られたことを示した「新・開国史」。

目次

  • ハリス来日の違和感
  • 幕末知識人のバイブル
  • 家斉の絶頂
  • 流出する国防情報
  • 運河開削ベンチャーの頓挫
  • 弁財船漂流
  • 頼山陽の死と関藤藤陰
  • 宣教師の死
  • 「泳ぐ石油」
  • シャルウィダンス?
  • 富士は見えたか?
  • 不況はチャンス
  • 新旧の確執
  • イギリスの正義、宣教師の正義
  • 決闘、アメリカの騎士道
  • 感応寺破却
  • ヒッチハイキング帝国主義
  • 『日本外史』出版
  • 大統領の若妻
  • 江戸に来たガリバー
  • 救「鯨」主
  • 「アメリカ」誕生
  • 逃亡者と冒険者の表現
  • 「対日戦争計画書」
  • 仮想敵国「英蘭連合」とパナマ運河
  • 伝えられなかった情報
  • ペリー任命と世論工作
  • 「ニューヨーク—太平洋ハイウェイ構想」
  • 本当だったオランダ情報
  • 混沌の支那大陸
  • 誤訳のトリック
  • 男たちのその後
  • タウンゼント・ハリスの孤独
  • センチメンタルチャイナ

「BOOKデータベース」 より

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